仮想通貨(暗号資産)投資を始めるにあたって。初心者向けの基礎知識

初心者向け

2019年6月に入ってからビットコインの値動きは激しいながらも100万円を超えています。2017年末の大暴落以降しばらくは低迷期と言われてきましたが、ここ最近になって盛り上がりを見せています。価格が上がった理由は様々ですが、ビットコインはまだこれからも主要仮想通貨の1つとして君臨し続けるでしょう。そこでこれから仮想通貨を始めようと考えている人へ、先ずは仮想通貨の最低限の基礎を学び、そこから分かるリスクについて先ずは知っておきましょう。

仮想通貨とは?その仕組みについて

日本では改正資金決済法で「暗号資産」と呼称されていますが、ここでは仮想通貨とします。その仮想通貨は、電子署名やハッシュ関数などの暗号技術を使ったデジタル資産で、法定通貨のようにお金として決済に使用することができます。

取引した履歴はブロックチェーンという分散型取引台帳に記録されます。ブロックチェーンは国家や特定の組織が管理しているのではなく、それぞれ独立したユーザー(マイナー)が取引を承認し合うようになっています。したがって特定のユーザーがハッキングされたとしても、ブロックチェーン全体に影響することはありません。それが中央集権型とは異なり、非中央集権型のメリットでもあります。

ブロックチェーンはその仕組みと暗号技術によって高いセキュリティを保っているので、改ざんされデータが書き換えられるようなことには、限りなくゼロに等しいとされています。安全面や不特定の相手と直接仮想通貨を交換したり、送ったりすることができるので、日本では財産的価値があり世界的にも国家に縛られない通貨として注目されています。

仮想通貨投資の始め方について


仮想通貨を始めるにしても何を準備すればいいのか、何が必要なのか、難しそうなイメージもありますが、誰もがゼロから始めているので、深く悩まなくてもすぐに始めることができます。始め方については手順を追って説明します。

取引所の選定

日本国内にある仮想通貨取引所はインターネット上にあり、金融庁に仮想通貨交換業者として認可を受けているところを選ぶようにしましょう。認可を受けているかどうかは、その取引所のホームページの会社概要に必ず記載されています。またセキュリティに関しても記載されているので登録する前に確認しておきましょう。

国内にある代表的な取引所を一部ご紹介します。

  • Coincheck
  • GMOコイン
  • bitFlyer
  • ビットバンク

などです。

海外にも大手仮想通貨取引所はありますが、初めての場合は無理をせずに国内の取引所から始めるのが無難です。また海外取引所は日本語対応しているものもあり、何かあった際は日本語対応している方が何かと安心できます。

取引所で口座開設

口座開設は大まかに、メールアドレス登録とパスワード設定すると仮登録が完了です。取引所からメールが来るので、本文にあるURLをクリックしそこから本登録を行います。本登録は個人情報を入力し、顔写真と住所が載った第三者機関が発行した書類をアップロードします。(免許証やマイナンバーカードなどです)

全て入力が済んだら取引所が審査に入ります。よほどのことがない限り審査は通ります。その後、取引所からハガキが届き本登録が完了です。ハガキが届けば取引を始められます。

取引所の口座に日本円を振込

取引ができるようになったら取引所の指定口座に日本円を振込みます。振込が完了すると、取引所が確認するので、マイページから資金が今いくらあるのかを確認できます。ここまでくればいよいよ仮想通貨を購入できます。

取引所によって最低購入金額があるので、予め確認しておきましょう。取引所によっては100円からでも購入ができるので、無理のない範囲で購入しましょう。

取引所と販売所の違い


ここで取引所と販売所の違いについて知っておきましょう。知っておくことで自分に合った取引所選びの基準にもなります。大きく分けると取引所と販売所になりますが、どちらも備えているところも増えてきました。

以下の取引所の場合

  • Coincheck(販売所・取引所ビットコインのみ)
  • GMOコイン(販売所・取引所)
  • bitFlyer(販売所・取引所ビットコインのみ)
  • ビットバンク(取引所)

となります。

初心者向け販売所

販売所は初心者向きと言われます。その理由として、販売所ではユーザーに提示されている価格で即売買することができます。販売所と直接取引をするので、取引がいつまでも確定しないということはありません。初心者でも簡単に売買できるところが販売所のメリットです。

デメリットもあります。販売所が仲介を行い、ユーザーのオーダーを元に売買をしているので、仲介手数料がかかります。したがって売値と買値の差、スプレッドが発生し、これをスプレッド手数料といいます。売却するときは購入価格を上回るまで待たなくてはいけないので、すぐには利益が発生しにくくなっています。

例えば、ビットコインを90万円分購入した際のスプレッドが10%だとすると、10%が手数料として上乗せされ、100万円程度で購入するといった具合になります。

中級から上級者向け取引所

取引所は利用者同士が直接仮想通貨を売買するところです。直接といっても取引所が取引をし合う場所を提供しているのみで、販売所のように仲介しているわけではありません。利用者同士が希望価格を提示し合い、購入者や売却者がその価格でよければ取引は成立します。したがって価格を提示(指値)したのになかなか確定しないデメリットもあります。

一方で販売所よりも取引手数料は安いのが取引所です。利用者同士が取引をするので、取引価格は自分で設定ができるので、スプレッド幅も狭くなっています。また取引所の手数料は売買額の0.1%と設定しているところが多いです。

したがって1日に何度も取引するようなトレーダーは取引所向きと言えます。対して長期保有をしておくタイプなら販売所でも利益は出しやすいと言えます。このように自分はどちらの投資タイプなのかを客観的にイメージすることで、取引所も選びやすくなります。

仮想通貨投資のリスクは?


株投資でも言えることですが、基本的に「安くなっている時に購入」し、「高くなったところで売却」するのが理想です。頭では分かっていても慣れていない人はこれが逆になってしまうこともよくあります。

価格が上がっているのを見て焦って購入するパターンです。買った途端に価格が下がり、下がり続けるのを見て不安になり売却してしまいます。そうなれば損失になります。仮想通貨でも株でもリスクはあります。

またビットコインを仮想通貨の価格は株と違ってバラティリティ(価格変動)が激しい特徴があります。
売却しようと思っていたが価格が下がってしまったなんてこともよくあります。したがって「いくら利益が出たら売却する」と決めておけば、売却する時にどうしようかと迷わずに済みます。

まとめ

初めての仮想通貨は取引所に口座を開設するところから不安があるかもしれませんが、自分に合った取引所で取引するのがベストです。
慣れてきたら販売所から取引所へと挑戦してみるのもいいでしょう。
また価格変動に振り回されることが一番厄介なので、仮想通貨情報を日頃から取り入れるようにしましょう。